【韓国語初心者】がゼロから最短で話せるようになる勉強方法

アンニョンハセヨ。ハングルネット代表の佐々木です。
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「韓国ドラマを字幕なしで楽しみたい」
「推しの言葉を直接理解したい」
「旅行先で現地の人と話したい」

――こんな素敵な目標や夢を持って、忙しい毎日の中一生懸命時間を見つけ、韓国語の勉強をしているみなさん。

韓国語というツールを通して、国や文化を超え、人と人がつながれる事は本当に素晴らしいことで、いつもみなさんの勉強を応援しています。

一方で、

「毎日勉強しているはずなのに、いつまでたっても上達しない」
「単語や文法はわかるのに全然話せない・聞き取れない」
「推しがなんて言ってたかは字幕待ち…」
「韓国旅行は翻訳アプリ頼り…」

こんな不安や悩みをかかえている方も多いのが事実です。

実はこれ、「もう年だから覚えが悪くて」とか「勉強が苦手だから」とか「使ってるテキストが悪いのかも?」が原因ではありません。

原因はただ、「勉強する順番が間違っている」ことがほとんどです。

今回は、みなさんの貴重な時間や大切な努力が、間違った勉強方法で無駄になったり結果を出せずに終わってしまわないよう、「ゼロから自由に話せるようになるまで」の「学習ロードマップ」をお伝えします。

1.体系的に学習する

まず韓国語は、「体系的に学習する」ことが何よりも一番重要です。

「体系的」というのは、

たとえば野球。

大谷選手のプレーを見て「自分もやりたい!」といきなり試合に出ても、きっとボールに当てることすら難しいですよね。
素振りやキャッチボールから練習して、体力をつけて、ルールを覚えて、道具をそろえて――。その積み重ねがあって、 はじめて試合に出られるようになります。

これが「体系的に学ぶ」ということです。

韓国語でいえば、ハングル文字の読み方もわからないうちから、いきなり「会話」を実践するのは、たぶん相当難しいです。

中には天才的な人や、小さいころから韓国で生活しているなど特殊な場合もあるかもしれませんが、私を含め、日本に住んでいる多くの人が最短で「自由に話せる」域に到達する可能性が一番高いのは、「体系的に学ぶ」ことです。

しかし、これを無視して、いきなり「推しの言葉の聞き取り」や「会話の実践」から始めてしまう方が多いのです。

もしあなたが本当に「推しの言葉を聞き取りたい」「韓国人と会話がしたい」と考えているのであれば、これからお話しする「学習の順序」を意識してみてください。

2.学習の順序

では、韓国語を「体系的に学ぶ」のに正しい順序はなんでしょうか?

韓国語を学ぶには、以下の順で学んでいく必要があります。

①ハングルの読み書き(正しい発音)
②単語・文法(基礎学習)
③会話・聞き取り(読解、作文)

「え?そんなのつまんない~!」
「推しの言葉で楽しく聞き取りしたいのに~」
「単語と文法の勉強が終わるまで話せないなんて…」
と思ってしまいますよね。

そのお気持ちは本当によくわかります。単語や文法の勉強は単調で、つまらなく感じることも多いですよね。

でも、①〜③の基礎学習を飛ばして、いきなり会話やセリフの聞き取りから始めた方の多くが、初級をマスターできないまま伸び悩み、挫折しています。

あなたの目標が、
「あ!今推しがサランヘヨって言った!」
「ドラマを観ていてたまにケンチャナヨって聞こえる!」
「旅行でなんて言われたかわからないけどネーって言ったらなんか通じたっぽい!」
というレベルで良いのであれば、この先を読む必要はありません。

でも、

「字幕を待たずに、その瞬間、推しと同じ気持ちを共有できた」
「字幕を読むわずらわしさから解放され、より深くストーリーに没頭できた」
「旅行で現地の人とコミュニケーションが取れて、心が通じた」

そんな体験をしたいのであれば、ぜひこのまま読み進めてみてください。

3.ハングルの読み書き(正しい発音)

ハングル文字の読み書きは、韓国語をマスターするうえで、すべての土台となる、大切な学習です。

「話したいだけだから文字は読めなくていいんです」

という方がたまにいらっしゃるのですが、残念ながら、韓国語は文字を読めないまま話す事はほぼ不可能です。

たとえば、

커피 주세요. (コーヒーください)
코피 주세요. (鼻血ください)

どちらも日本語のカタカナ読みでは「コピ ジュセヨ」ですが、意味は全く違います。

「커」と「코」のスペルの違いを正しく理解して発音できないと、意図が伝わらないことがあるのです(これは極端な例ですが)。

発音なんてテキトーでも通じるよ?
と思うかもしれませんが、残念ながら韓国人はびっくりするくらい正確に発音の違いを聞き取っています。

観光客向けのお土産屋さんや観光地の飲食店で働いている方はいろんな国の発音に慣れていてそれが商売なのでカタカナ発音でも通じることが多いですが、みなさんがコミュニケーションをとりたい普通の韓国人には通じないことがほとんどです。

「文字の勉強」というのが難しく感じる場合は、
「話すための最重要ステップ」
「話すためのショートカット」
と考えてください。

正しい発音を身に着けないまま先に進んでしまうと、この先の「聞き取り」や「会話」の部分で必ず限界が訪れます。
逆に、最初に正しい発音を身に着けてしまえば、その後の学習スピードは、前者が追いつけないくらいに早く上達します。

ですので「急がば回れ」で最初からしっかりと正しい発音を学ぶようにしましょう。

「正しい発音ができているか」を自分で判断するのは最初のうちは難しいかもしれません。

その場合は、ハングルネットの講師がしっかりと指導しますので、安心しておまかせください。

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4.単語・文法(基礎学習)

ハングルの読み書きをマスターしたら、次に取り組むべきは単語の暗記と、文法の学習です。

単語の暗記→文法の学習の順に行うともっと効果的です。

なぜなら、文法を学習する際に、単語の意味をいちいち調べながらやっていると、なかなか先に進まないからです。

単語の覚え方は非常に簡単!また別のコラムで説明しますね。

ポイントは、書くだけではなく「音読」をすること。
それも「正しい発音」で音読することを意識してみてください。

単語はこの後の文法、会話、聞き取りすべてに必要なものですので、まずは初級の基礎単語800~1000語ぐらいを一気に覚えてしまうことをお勧めします。

「昨日やったばかりなのにもう忘れてしまった…」と自己嫌悪にならなくても大丈夫。

人間は20分後には42%、1時間後には56%、1日後には76%を忘れてしまう生き物です。(エビングハウスの忘却曲線)

だから、1日後、3日後、1週間後にまた同じ単語を繰り返し暗記するようにしてみてください。
どれだけ同じ単語に出会ったかで、その単語の定着率は高まっていきます。

1回に量をこなすよりも、回数を重ねることが記憶の定着には効果的です。筋トレと一緒ですね。

文法は、初級レベルなら100個くらいしかありませんので、これはしっかりと学習していきましょう。

文法の勉強をせずに単語を並べるだけだと、意味はなんとなくわかってもらえるかもしれませんが、いつまでたっても現地の人との楽しいコミュニケーションはできませんし、推しの言葉も単語レベルでしか聞き取れないこととなってしまいます。

文法がわかれば、韓国語での表現の幅がぐんと広がります。

ハングルネットでは、ひとりひとりに合わせた例文を利用するなど飽きずに楽しく文法学習をする工夫をたくさんしています。
ぜひ初級クラスで学んでみてください。

初級クラス

5.会話・聞き取り(読解、作文)

最後に、やっとみなさんの好きな「会話・聞き取り」の学習フェーズがやってきます。

ここの学習順序は、特に意識せずに、「たくさん読む・たくさん書く・たくさん話す」ということをやってみてください。

「聞き取り」は、特に対策をしなくても正しい発音で話すことができていれば、自然に伸びていきます。

「たくさん読んで語彙力をつける」
「たくさん書いてスピーキングの土台を作る」
「正しい発音で話して聞き取り能力をあげる」

よく「文法も単語の意味もわかるのに、実際の会話での聞き取りができない」という方がいらっしゃいます。

こういう方は、だいたいが正しい発音で話せていない場合が多いです。

単語や文法を知っていることは基本ですが、人間は、自分が話せない音は聞き取ることもできません。

ですが、この「正しい発音」ができているかどうかは、なかなか自分では判断できないことが多いです。
何か変だな?と思っても、どう直していいかわからない場合も多いでしょう。

そういう場合は、プロの講師を頼ることをお勧めします。

実際、私自身も聞き取りが苦手だった時代がありました。
その時に、問題は聞き取り力ではなくて自分の発音が悪かったせいだった、ということに気づかせてくれた講師のおかげで、今は聞き取りもスピーキングも自由にできるようになりました。

会話・聞き取りには、作文や、独り言、シャドーイングなどもとても有効な学習手段です。

初級のスピーキングでは、書けないことを話すのは難しいと思ってください。(上級になれば話は別です)

・毎日日記をつける(言いたいことを作文できるように)
・日記を声に出して読んでみる(声に出して読む練習)
・韓国のサイトで毎日1記事短いニュースを読む(語彙力アップ)
 (天気予報がおすすめ)
・ニュースのシャドーイングをする(発音矯正・口の筋トレ)
・発音を講師にチェックしてもらう(発音矯正)

これらを毎日楽しんでやってみてください。
いつのまにか会話力・聞き取り力が総合的にアップしていますよ。

この段階まできたら、「会話レッスン」に参加して、実際に会話の練習を重ねることも有効です。

外国語では、日本語では使わない口の筋肉をたくさん使いますから、これはたくさん練習して慣れて行くしか無いですね。

ハングルネットでは、レベルに合わせた会話レッスンも多数ご用意してあります。ぜひ一度お試しください。

会話クラス

6.最後に

いかがでしたか?

今回は、韓国語初心者がゼロからペラペラになるまでの最短の学習方法についてお話ししました。

韓国語学習に才能は必要ありません。
年齢も関係ありません。

正しい順序とやり方と、継続して積み上げて行く時間。
ただこれだけなんです。

これを参考に、ぜひ基礎から韓国語を体系的に勉強してみてもらえると嬉しいです。

そして、その時間を楽しく、効果的にできるよう、ハングルネットを利用していただけるととても嬉しいです。